建設キャリアアップシステム(CCUS)は、建設技能者の資格・経験を業界統一のルールで蓄積し、適正な評価と処遇につなげるための重要なシステムです。外国人技能者の登録も年々増加していますが、氏名登録の際に「どこまでが姓で、どこからが名なのか」「ミドルネームはどう扱うのか」といった疑問が多く寄せられます。

1. CCUSとは?外国人技能者登録の重要性

建設キャリアアップシステムの概要

建設キャリアアップシステム(CCUS)は、建設技能者一人ひとりの就業実績や保有資格を登録し、技能や経験に応じた適正な評価・処遇を実現するためのシステムです。外国人技能者も日本人と同様に登録が求められ、技能レベルに応じたキャリアアップが可能になります。

外国人技能者の登録義務

特定技能や技能実習で就労する外国人技能者も、CCUS技能者登録(レベル判定)を行うことが推奨されており、一部の現場では登録が必須要件となっています。

  • 技能実習生: 一部の現場で入場時にCCUS登録が求められる
  • 特定技能外国人: 建設分野特定技能協議会への加入に伴い、CCUS登録が強く推奨される

2. CCUSにおける氏名登録の基本ルール

入力項目の構成

CCUSの技能者登録画面では、外国人技能者の氏名を以下の項目に分けて入力します。

入力項目説明
姓(Surnameパスポートの「Surname」欄の名前
ミドルネームパスポートの中間名(任意)
名(Given nameパスポートの「Given name」欄の名前

原則として在留カード記載のアルファベット(英字)で登録します。氏名はアルファベットで登録します。

氏名を漢字やカタカナで登録することはできません。
※中国圏の方などで在留カードに漢字表記しかない場合は、パスポートに記載のアルファベット氏名を入力することで登録が可能です。

3. 主な国籍別・氏名構造と登録方法

インドネシア

姓を持たない人が多く、姓と名を区別しないケースがあります。主に名のみで構成されます。

ベトナム

姓+ミドル+名の順序で構成されます。

4. よくあるエラーと対処法

  • 「氏名が既に登録されています」→ミドルネームを含めて区別
  • 「パスポート情報と不一致」→スペル・大小文字を再確認
  • 「ミドルネーム入力不適切」→姓・名を混在させない

5. 在留資格別の必要書類

  • 技能実習:パスポート、在留カード、技能実習計画認定通知書
  • 特定技能:パスポート、在留カード、雇用契約書、協議会加入証明

まとめ

CCUSは建設技能者のキャリア形成を支援する重要なシステムであり、外国人技能者にとっても技能レベルに応じた適正な評価を受けるための基盤となります。しかし、国籍によって氏名の構造が異なるため、登録時には注意が必要です。

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